小鮒釣りTOP写真

釣りは「鮒釣りに始まって鮒釣りに終わる」と言います。

ルアーフィッシングや、海での黒鯛釣り等もいいですが、たまには長閑な風景の中でのんびりと釣り糸を垂れるのもよいものです。

田園地帯には、必ず用水路があります。
かわいらしい小鮒(コブナ)を釣ったあなたはこの釣りの虜(とりこ)になること間違いありません。

釣れる場所を見つける

釣りで一番大事なのは「場所」と言われています。
魚が居ない場所ではどんな名人でも釣ることはできません。

まずは以下の方法を駆使して釣れる場所を見つけましょう。

  • 他人の釣りブログから見つける
  • 釣り場情報サイトから見つける
  • 釣具店で聞いてみる
  • 地図で目星をつけて実際に田畑がある地域に行ってみる

どれもこれも一長一短ありますが、ピンポイントで釣り場を見つけるのは、実際に行ってみないと難しいです。

  1. インターネットである程度の情報を入手。
  2. 釣り場に行く途中の釣具店でエサを買うときに聞いてみる。
  3. 現地で釣り場を決める。

という段取りにすると良いでしょう。

田畑沿いにある用水路、その中でもある程度の水深があり、また濁りがある場所を探し釣りをしてみましょう。

下写真のような『マス』も釣りの良ポイントです。

用水路のマス

※釣り場では、ゴミを捨てたり、田畑に侵入したりと農家の方の迷惑になるような事はやめましょう。

仕掛図

細い用水路での釣りです。
長い竿は釣り難くなってしまうので、短い竿がお薦めです。

小鮒釣り仕掛図


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釣ってみよう!

①水深を測ります。

針にオモリをぶら下げて、仕掛けを水中に投げ入れます。

②ウキ下を調整します。

エサが底付近に来るように、ウキゴムの位置を上下し調整します。

③エサを付けます。

エサは赤虫が良いでしょう。
真ん中、または頭に針を刺します。
グルテン等の人工エサの場合は、説明書きに従ってエサを針に付けてください。

エサの赤虫
赤虫

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④仕掛けを投入します。

⑤アタリを見極めます。

ウキが完全に引き込まれるようなアタリがあった場合は、即、竿を大きく振り上げ合わせます。
ウキが細かく引いている時は、様子を見るか、または試し的に合わせてみます。

⑥可愛い小鮒が釣れました!

水を汲んだバケツに、とりあえず入れてあげましょう。
その後は、写真を撮って逃がすもよし、家に持ち帰って飼うのもよし。

釣れた小鮒

場所によっては、タナゴが釣れることもあります。

カネヒラ(雌)
(写真はカネヒラのメス)

釣り具以外に持参する物

実際に釣りにでかける時、仕掛図にある道具だけ持っていけばいいというわけでありません。
念の為、現地で困らないように、必要と思われるアイテムをピックアップしました。

  • バケツ … 魚の一時保管、最後の記念撮影
  • 折畳み椅子又はレジャーシート … 座ってのんびり
  • 蚊取り線香 … 蚊に刺されたらせっかくの釣行が台無し
  • 手拭きタオル(汚れてもよいもの) … 魚や餌を触った後に
  • 日焼け止め … 必要に応じて

釣れない時は?

アタリがあるのに、全く釣れないという時は、針が大きすぎるエサがもろすぎる、などの理由が必ずあります。

また、モツゴ(クチボソ)は口が小さいので、モツゴばかりいる釣り場では、アタリは沢山あるのに、全く釣れないということにもなりがちです。

そんな時は、針を小さくする(=モツゴを釣る)、または移動する(=モツゴには興味が無い)などの対応をとります。

場所に関わらず日中は1,2時間さっぱりアタリが無いこともあります

そんな時にでも夕方近くなって釣れだすこともありますので、のんびり構えましょう。
ぼーっと考え事をするのも悪くありません。

また、思い切って場所を変えるのも手です。
もし移動する場合は、写真のように仕掛けを巻いて、移動先ですぐに釣りができるようにします。

仕掛け巻

釣れる時期

北国・雪国を除き、基本的にオールシーズンで釣れます。

「柿の種」と呼ばれる当年生まれの更に小さな小鮒は、秋(9-11月)が釣り頃となります。