0_タコ内臓の肝液煮_TOP写真

タコの内臓を食べたことがある人は少ないでしょう。
スーパーでタコを買う場合は、そもそも内臓は付いていないことが多いし、釣った人も内臓はごっそり捨ててしまうのが大半ではないでしょうか。

ところが、タコの内臓は知る人ぞ知る旨い部位なんです。
この記事では、マダコの内臓を同じく内臓の一部位である肝(液体)で煮込む一風変わった料理レシピを紹介します。
モツ煮込みの様な濃厚な旨みを堪能できます。


材料

1_捌き前のタコ

  • マダコの内臓 1匹分※
  • マダコの身(オプション) 嵩増し分※
  • 生姜 5g程度
  • 一味唐辛子 小さじ1/2
  • 醤油 小さじ2
  • みりん 大さじ1
  • 料理酒 大さじ6
  • 砂糖 大さじ1/2

※マダコは全体の重量が500g程度のものを想定しています。マダコの重量が1kgであれば、上記材料をそれぞれ2倍してください。
※マダコの身は、内臓の量が少ない場合の嵩増しと考えてください。十分な量がある場合は不要です。

作り方
  1. タコの内臓を切り取ります。
    まずは、生のタコの内臓を頭の袋から切り離していきます。

    2_内臓分離1

    袋と内臓は、太い筋と薄い膜の様なもので繋がっています。
    袋をめくっていきながら、それぞれ丁寧にキッチンバサミでカットしていきます。

    3_内臓分離2

    4_内臓分離3

    5_内臓分離4

    6_内臓分離5

    切り離しの最後は、胴体部分と大きな肝袋がガッチリつながっていますので、肝袋を割らないように注意しながらも、ある程度はエイヤー!と大胆にカットしても大丈夫です。

    7_内臓分離6

    只、この時に注意してほしいのは、肝袋と一体化している墨袋を圧迫しないこと。
    圧迫すると墨が排出されて至る所が汚れてしまいます。

    10_肝袋と墨

  2. 内臓の各部位を切り分けます。
    内臓は基本的に、全ての部位が食べられると考えてOKです。
    但し、料理が真っ黒になってしまう墨や別名「苦玉」とも呼ばれる苦い胆嚢(黒っぽくて小さな臓器)は、取り除いたほうが無難でしょう。

    8_内臓分離完了1

    また胃袋などは、内容物を取り出し、全ての部位を軽く水洗いします。

    9_内臓分離完了2

  3. その他、生姜は千切りに、タコ身(オプション)は軽く湯通ししてから、一口サイズにカットしておきます。

    11_材料用意(生姜_タコ袋_内臓)

  4. 醤油、みりん、料理酒、砂糖を全てフライパンに投入し、混ぜ合わせ、中火で沸騰させます。
    使うフライパン(または鍋)は小さ目の物が良いでしょう。
    (写真のものは、直径16cm)

    12_調味料沸騰

  5. 沸騰したら、内臓と身を全て投入し、馴染ませます。

    13_タコ身と内臓投入

  6. 更に千切りにした生姜を投入し、全体に火を通します。

    14_千切り生姜投入

  7. 肝袋に小さな切り目を入れ、押し出すようにして、そこから肝液をフライパンに全て投入します。

    15_タコ肝袋カット

    16_タコ肝袋カット完了

    17_タコ肝液投入

  8. 全体を混ぜ合わせ、次に一味唐辛子を投入します。

    18_一味唐辛子投入

  9. 軽く混ぜて、煮込みます。
    タコを投入してから出来上がりまで、8分程度です。
    じっくり煮込む必要はありません。

    19_タコ液煮込む

さあ、出来上がりです!

20_タコ内臓の肝液煮完成

濃厚で旨みたっぷりのタコ内臓の肝液煮、日本酒や焼酎の肴(アテ)にいいですよ。
勿論夕飯の一品にも最高。
是非、ご賞味ください。

クレイジーフィッシングでは、一般的にあまり食べられない魚やまたは部位の料理レシピ研究に力を入れています。
特定の人気魚種への嗜好偏りを軽減し、資源維持の一助とすること、そして生き物を頂くことに感謝し、出来るだけ無駄無く食べきる取り組みを推進しています。


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